長友と陰湿中田の違いをイタリアメディアが報じる

サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)で優勝18度を誇る強豪、インテル・ミラノに期限付き
で移籍した日本代表DF長友佑都(24)が、本拠地のある当地で早くも大きな話題を集めている。
チェゼーナからの駆け込み移籍が決まったのは冬の移籍期限ぎりぎりの1月31日夜。2日のスポ
ーツ紙、ガゼッタ・デロ・スポルトは、ミラノ市内で私服を着てポーズを取る長友の写真とともに、
「ナガトモを発見!」との見出しで紹介した。

同紙は長友を「ナガティエロ」と表現。ミラノ在住の日本人によると、日本語で言えば「長友ちゃん」
のような意味だという。チェゼーナでも同僚からかわいがられる明るいキャラクターで、かつて同
リーグのペルージャ、ローマで活躍した中田英寿さんとは「正反対の性格だ」と評した。

市内中心部の有名なドゥオーモ(大聖堂)広場近くにあるスポーツ用品店では、店先の豪華な椅子
に、長友の名前と背番号55の入ったインテルのユニホームが飾られていた。地下鉄の車内で聞く
ミラノ市民の会話の中にも、「ナガトモ」の名が交じっている。