出場契約ww

やっぱり顔見せ営業マン




ローマ10日=倉石千種】残留か移籍か、シーズン終了後の去就が
注目されているASローマの日本代表MF中田英寿(24)を残留させ
るために、フランチェスコ・センシ会長(75)自ら交渉することが1
0日、明らかになった。センシ会長は「スクデット(リーグ優勝)を取
ることが先決」と前置きしながらも「中田をローマに残留させるために
、ある条件を付ける可能性も」と秘策を用意していることも示唆した。

 状況が変わりつつある。当初は残留することが決定的だったが、トッテ
ィが新たに2004〜2005年までの契約を結んだことで、新たな展開
を呼んでしまった。代理人のジョバンニ・ブランキーニ氏は前日、ガゼッ
ト・デロ・スポルト紙とイル・テンポ紙とのインタビューに答えて、「中
田がスタメン出場するのが自然の流れなんだ。来シーズン、ASローマに
トッティもいるしカッサーノも移籍してくる。中田が残留することは大
きなリスクを背負うことになる。もちろん他チームと交渉しているのは事
実だ」と移籍することをちら付かせた。

 これを受けセンシ会長が反論。「優勝を決めるのが先決だが、シーズン
終了後に中田と会い、私が直接交渉することになるだろう。ローマに残留
させるために、ある条件を付ける用意もある」と話した。「最低でもリー
グ戦の3分の1以上出場させる」とか「カッサーノをレンタルで放出する
」などの条件が考えられる。注目の去就問題は6月下旬に持ち越されるこ
とになった。